どうする?子どもへのオンライン授業準備☆キッズ向け教材作りの基本3つ

みなさま、キッズ向けオンライン授業の資料作り、どうしていますか?

作り方に困っていませんか?

私は数年前まで非常に困っていました(涙)。だって、キッズ向けの教材作りの方法って、どこを探しても見当たらなくて…。

そこで今回は、私が知った「キッズ向け教材作りの基本3つ」をご紹介したいと思います!

①子ども向けのオンライン教材をどうやって作ったらいいのか?!

②どんな教材が子ども受けするのか!?

この2点を知りたい方、一読くださいませ。解決のヒントになるかもしれません。

目次

子どもへのオンライン日本語授業!教材作りの基本3つ

私、大人向けの日本語授業では「シンプルに板書・端的に説明」してました。

シンプルな板書&端的な説明が「わかりやすいと」学習者に評価して頂いたことがあり、この方法で何年もやってきました。

しかし!子ども向けの授業では通用せず!!

シンプルよりもかわいい教材のほうが子ども受けが良かったのです。

端的に説明するより、ゲームを通して理解を深めていくほうが子どもの集中力が保てました。

そして、オンラインでは「音」も授業にメリハリをつける大きな役割がありました。

具体的にどういうことなのか?

今から詳細を説明していきますね!

子どもへのオンライン日本語授業・教材作りの基本①「かわいい」は絶対要素

「かわいい教材」であることは絶対要素です。

私は、画面に表示された資料にたくさんのイラストが載っていると、学習者の視線はイラストにいってしまい、大切な部分に視線がいかないのでは?と心配していました。

私が留学生として中国語を勉強していたときも、デザイン性のあるPowerPointよりも、シンプルな教材のほうがわかりやすいと感じていました。

しかし、子ども向けの授業では違いました。

オンライン授業では、パソコン画面に表示される1画面の雰囲気が授業の雰囲気に繋がります

つまり、教師の笑顔や話す内容の他に、

①資料の背景の色

②文字のデザインや大きさ

③画面に載せるイラスト

この3つも学生を画面に(授業に)引き付けられる要素になるのです。

みなさんもこの3つを意識して、学生を授業に引き付けられるよう、精一杯資料を工夫してみましょう☆

…と言われても、具体的にどうしたらいいのか、考えこんじゃいますよね。

例えば、下記2つがお勧めです。

①PowerPointの背景色を変える。

教材作成時、資料背景を白にしてしまいがちですが、ピンクテイストの背景色にしたり、ブルーテイストの背景色にしてみたりして、毎回資料全体の雰囲気を変えることができます。

背景色は白でも、季節のイラスト(節分・お花見・梅雨etc)などのイラストをポイントとして取り入れるのもいいかもしれません。イラストは学習者の集中力が切れたときの、雑談にも使えます(^^)/

②文字の大きさ&デザインに注意する。

文字の大きさですが、小さい文字をたくさん載せてしまうと、学習者が難しさを感じたり、読むのが億劫になってしまったりするので、注意していきたいですね。

書体も優しい印象の書体を使うのがいいでしょう。もちろん、書体によって形が変わってしまう文字があるので、注意が必要です。

書店で売られている小学生向けの市販の教材もカラフルで、かわいいイラストが載っていることが多いので、参考にしてみるのもいいですよ!

子どもへのオンライン日本語授業・教材作りの基本②ゲームで練習&復習

教室での授業のときに、ゲームを使っての練習や復習ってなかなかできないと思いますが、オンラインのキッズクラスでは、ゲーム風に練習や復習をするのがお勧めです。

例えば、教室ではフラッシュカードで行っている練習を、オンライン授業ではトランプやルーレットなどのゲームにしてみるのです。

例えば「て形」を練習するとき。

教室ではフラッシュカードで「ます形」の動詞を見せ、学習者に「て形」への変換をさせる練習。よくある練習ですね。

この練習がオンライン授業では次のようになります。

学習者に神経衰弱風にカードを伏せて見せる。学習者はカードをめくり、そこに書かれている動詞を「て形」に変換させる。

これだけで、ちょっとしたゲーム感覚が味わえ、楽しい雰囲気になります。

また、教師の話を聞き続けるよりも、学習者自身が画面をタッチしたり、クリックしたりすることで、授業のメリハリもつきます。

ぜひ、教材作成のときに作ってみてください☆

子どもへのオンライン日本語授業・教材作りの基本③「音」が出るもので注目させる

使用教材に「音」があると、これもまた授業にメリハリがつき、授業に楽しさが増します。

教材に音を入れるってどういうこと?とお思いの方もいらっしゃると思いますが、

*学生が問題に正解したときの音

*学生の答えがすばらしかったときの音

*学生が問題を間違えたときの音

このようなシーンに音をつけていくのです。

教室なら教師が「正解!」「すごい!」「残念~」と言うシーンに音をつけます。

教材に音をつけるのは面倒だわ、と思う方は拍手するのはどうでしょう?

学生が問題に正解したり、いい発言をしたときに思いっきり拍手するのも、授業にメリハリをつけ、学生のテンションを上げさせるいい方法です。

もちろん、相手に聞こえる音の大きさで拍手してくださいね。

まとめ

私が子ども向けのオンライン授業のポイントだと思うことは

★「かわいい」教材であること

★ゲームで練習&復習ができること

★「音」で授業のメリハリをつけること

この3つです。

大人向けの授業なら、全く必要でないと思われるアイテムでも、キッズ向けだとかなりの効果が得られるのです。

オンライン教材の作成に困っている方がいらっしゃいましたら、是非この方法をお試しくださいませ☆

よかったらシェアしてね!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次
閉じる