こんにちは!SenSee編集部のハルです!
私は日本語教師歴13年ですが、最近は日本語学校の仕事を減らして、会社からの案件を中心にフリーランス的な働き方をしています。
会社案件の一つは対面クラス授業で、国籍はアメリカ8割、次いで豪州・中国・韓国・インドネシアです。年齢は17〜25歳の、いわゆるZ世代!
Z世代は、中学・高校という勉学に集中すべき時期にコロナ禍となり、急にクラス授業がオンラインになって、受け身で聞き流す学習スタイルが身についてしまった世代です。
ド昭和な私にとって、Z世代のクラスでの振る舞いや考え方には「?」と思うこともしばしば…。
皆様の中にも、Z世代を教えている方がいますか?若者に教えて自分も若返るはずが、疲れて老けた気がするのは私だけでしょうか(笑)。
それではご一緒に見ていきましょう!
トイレによく行くZ世代

YouTubeやTikTokを毎日見ているZ世代は、5分以内に面白いことがないと退屈して、座っていられないんです…。
圧倒的に集中力が続かないのがZ世代!私は対策として、5分単位で授業を組み立てるようにしています。
例えば、1つの文型を教える時、私の授業はこんな感じです。※使用教科書『まるごと入門りかい』
①文型導入、ノートに書かせる(5分)
②教師主導の口頭練習(3分)
③ゲーム形式の練習(5分)
④ペアで会話(5分)
⑤立って歩いて自由に会話(7分)
⑥教科書の聴解、解説、リピート、ペアでロールプレイ(10分)
ゲーム形式の練習とは、ペアでフラッシュカード、絵と語彙のマッチング、ジェスチャーゲーム、カードで動詞や形容詞のグループ分け、とか。
学生の授業中のトイレ離席に関しては、私の会社案件では黙認ですが、規律を重視する日本語学校では、ある程度指導があるかもしれません。
学生が学校と同じ感覚で、アルバイト先でも、仕事中に何回もトイレ休憩をしたら、どうでしょうか?注意されたり誤解されたりするかも…。自分が社長だったらどう思うか、考えさせてもいいかもしれませんね。
Z世代のコミュニケーションとは?

授業で学生に話してもらいたいけど、なかなかうまくいかない…とお悩みの方はいませんか?「話したくなるような仕掛け」を授業に盛り込むのって、大変ですよね。
「私の趣味は〜です」のお題では、学生のスマホからAir Play経由で画像を投影してもらい、ダンス好きな学生は自分が踊っている動画を見せてくれました。他の学生も「〜が好きですか」など自然に質問していました。
思えば、Z世代のコミュニケーションって、友達のSNSの写真にコメントするなど、画像がきっかけになることが多いんですよね。授業でも、スマホの写真を媒介にすると、話しやすいのかもしれません。
学生が素敵な写真をシェアするので、私も「ばえる」写真が欲しくなり、パンを焼いて写真を撮り、「私の趣味は…」と授業で見せました。
先生の写真は学生が喜びますが、私の家族もパンを見て「久しぶり!」と喜びました。私のパンは趣味どころか、滅多に出てこない幻のパンであることは、学生には内緒です(笑)。
「安心感」がZ世代のキーワード

「先生、ハグしたい」とよく言われるのですが、Z世代は年齢の割に幼く、精神年齢はコロナ禍分、2歳ぐらい引いてちょうどいいようです。20歳の大学生でも実質は18歳の高校生みたいです。
そんなZ世代には、教師の個人的な声がけが効果的!自分を気にかけてくれる、理解してくれる、という安心感です。
例えば、早く来た学生に「Early bird、いいね!」と褒めると「実は父の教えで…」と学生が語り出すので、すかさずお父様も褒めました。その学生はお父様が自慢なんですね。
また、クリスマスの話題で「僕はユダヤ人だから祝わない」という学生には、「ハヌカだっけ?何を食べるの?」と興味深々で聞くと、嬉しそうに説明してくれました。
特にZ世代は、面と向かって褒められた経験が少ないのか、いつも不安で、ガラスのハート…。それを隠して強がる学生もいます。
私の授業では、学生に安心して勉強してほしいと思っています。私は決して否定しない、私はあなたに興味がある、と常に発信するようにしています。
まとめ
今回は、「Z世代への教え方、どうする?」をテーマに、私が授業の中で感じたことをお話しました。
「Boomersはスーツで残業、MillennialsはTシャツでリモートワーク、Gen Zはベットから出ない」というジョークもあるほどです(笑)。
私は日本語教師のライバルは生成AIだと思っていましたが、本当のライバルはベットだったとは! ちょっと勝てる気がしませんね(笑)。
それではまた別の機会に。

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