こんにちは！SenSee編集部のハルです！
私は東京の日本語学校で8年間、欧米の学生を中心にクラス授業やプライベートレッスンをしています。最近は、学校が始めた語学学習プラットホームに登録して、25分オンライン講師デビューしました！
頑張って授業して、いい授業プランも提示したのに、どうして…と落ち込みました。でもその後、初めて体験レッスンが成功した時に、気づいたことがあります。
学校では非常勤講師なので、授業だけをすればいいですが、25分オンライン授業って、学校と同じやり方じゃダメなんですね。
25分オンライン授業でまず最初にすべきことは「ラポール形成」、お客様と仲良くなること！「この先生、楽しくて、なんか好き！」と思ってもらうことが、授業よりも大切だったんです！
今回のテーマは、25分オンライン授業の体験レッスンで、自然な会話でレベルチェックとニーズ分析をして、お客様と仲良くなろう！です。
体験レッスンの後、なかなか次につながらない25分オンライン講師の皆様、私の失敗や体験談が、皆様の次につながれば嬉しいです！
１．オンライン体験レッスン、成功するレベルチェックとは？
目的が仲良くなることなので、レベルチェックといっても、自然な会話で、楽しんでもらいながら探っていきます。お客様が話しやすい質問の中に文型を混ぜて、どう答えるかをみます。例えば…
- 国の話:「(Place)は〜がおいしいですね。好きですか？作りますか？」
- 趣味の話:「趣味は何ですか、どこで、誰と、どんな？」
- 日本の話: 「日本に行ったことがありますか？」「今度日本に行ったら、どこに行きたいですか？」
他にも、「カッコいいTシャツですね、どこで買いましたか」など、パッと見た目の印象も私は言っています。男性はこだわりのTシャツを着ていることがあるので、見逃さずに聞くと、楽しそうに話してくれますよ！
２．オンライン体験レッスン、成功するニーズ分析とは？
ニーズ分析は、体験レッスンで一番大切な部分です。お客様がどんな授業を望んでいるか、以下の質問は、私は必ず聞いています。
- どうして日本語を勉強したいですか？
- ゴールは何ですか？
- このレッスンで何をしたいですか？
よくあるのが、日常会話を勉強したい、というリクエストです。よくよく聞くと、日本人の友達と話したいからカジュアルを中心に勉強したいとか、文法は知ってるからアウトプットだけしたいとか、ニーズが細かく分かれていることが多いです。
３．まとめ
皆様は、オンライン体験レッスンで、使用テキストを提示していますか？通常のプライベートレッスンでは、講師がいろいろなテキストを教材分析して、お客様に最適な一冊を選びます。
でも、25分オンライン授業って、著作権の関係で、講師がテキストのコピーをお客様に送ることができないんです。お客様も、講師の選んだテキストを買ってくれないし…。
お客様にテキストがなかったら、テキストを使った授業はできませんよね。こちらからも送れないとなると、テキストを使わずに授業をするってこと？テキストなしで授業をするなんて、今まで考えたこともなかったです。
25分オンライン授業が世に出たのって、最近ですよね。新しい学習形態なので、教え方も、従来の教科書を使った教え方ではなく、新しい教え方が求められているのかもしれません。
私はまだまだ、試行錯誤と失敗の繰り返し！オンラインという未知のフロンティアに挑む開拓者の気分です。私達の前に道はない、私達の後ろに道ができる、って感じ？(笑)。皆様ご一緒に、道なき道を歩いていきましょう！
それでは、また別の機会に。
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