【全然違う?!】OLから日本語教師になって、ビックリしたこと5選

こんにちは!Senseeライターのきなこです^^

今回は、元OLだったわたしが、20代で脱OL!日本語教師として学校に勤めるようになって、会社との違いに「ビックリ」したことをお伝えしていきます。

まず、私の経歴について軽くお話しておきますと、私は新卒で3年半勤めた一般企業を退社後、日本語教師養成講座に通っていました。

そして養成講座在学中にフィリピンで日本語教師としての就職が決まりました。内定から渡航まで約半年あったので、その間は日本の日本語学校で非常勤講師をしていました。

私はまだまだ経験した職場が少ないですし、もちろん学校によって色々カラーがあると思いますが、元OLという視点にフォーカスして、特に会社員の方が「え〜」と思うような私的・日本語学校のビックリポイントをお伝えしていこうと思います!

会社とはちょっと違う、別の世界をのぞいてみる気分で見ていただけると嬉しいです!^^

目次

こんなことってあるの!?OLから日本語教師に転職してビックリしたこと5選

「会社員の常識は通用しない?!」

初めて教育の業界に立つことになった、元OLの私。会社員目線にフォーカスして、ビックリ体験をご紹介します!

日本にいながらにして、カルチャーショックを受けた気分です・・・。笑

1. 待遇が不透明!!

求人サイトって、あるじゃないですか。誰でも一度は見たことがあるはず。

日本語教師向けのサイトもあるわけなんですが、

今どき「お給料」が載ってない求人、見たあります?

私も新卒の就活や転職を経験しましたが、大体企業は給与・休日・連休・残業は必ず載っていて、もはや、そこがグレーだと応募すらためらいませんか?

ベテランの先生いわく、年々改善されているそうですが「待遇は応相談」とだけ書いてあって、応募くるの?と元OLは思ってしまいます。私、みなし残業ですら抵抗あるのに。笑

時代はまだまだ平成初期~中期で止まっている感がスゴイです。働き方改革の知らせはまだ届いていない様子・・・(-.-)

2. 効率!って言われない。

一番びっくりしたのは、日本語学校で教務のバイトをしていたときの話。

とにかく何でもwordで作りがち!!

ある時、卒業成績票を作るのにwordのフォーマットを渡されたんです。そのフォーマットをコピーして一人一人点数を入力して、合計点や平均点は手計算して入力する。それを300人分。

卒業式終わるわ!!!

そして1人1ファイル作るもんだから、ものすごい量のファイルが。もちろん、印刷も1ファイルずつですよ⭐︎

Aさんのファイル開けて印刷して閉じて、Bさんのファイル開けて印刷して閉じて・・・×300です。会社だったらそんなことしてたら、普通に怒られますよね。

朝から晩までその作業してる人がいたら、キレます。(笑)ちなみに小テストとかも、全部wordでした。

1個ずつ入力して、ビジュアル整えて…地獄!でも他の先生に聞いても結構そういう所、多いみたいです。私はパソコンにそんなに自信ないですが、それでも我慢できずにExcelファイルを作りました。(超簡単なやつですが)

まだまだITスキルが高くない人が多いですし(自分もだけど)、そもそもインターネットネイティブの若い世代が、ものすごく少ない!

3. めーっちゃアナログ。

先程の話もそうなんですが。(+_+)

そもそもパソコンに苦手意識を持っていたり、作業にITツールを導入する必要性を感じる人がいないから、なかなかアップデートされていかない。そもそも業界に若手人材が少ないので、ITに強い人が少ない!とにかくITツール導入にネガティブな雰囲気が強い!!

今まで問題なくやってこれたのに、どうしてわざわざ面倒なものを覚えなきゃいけないのか、と。ちなみに、今でもPowerPointを使える環境が無い学校も少なくないです。私も面接に行った日本語学校は、プロジェクターがありませんと言われました。

他にも知人から色々と話を聞きます。今でも引き継ぎが手書きだから、書き終わるまで帰れないとか。それも非常勤だから、時間外はサービス残業。ひどい所なんて、同じ学年は同じノートで、前の人が書き終わるまで待ってるなんて話も聞きました。

何の嘘かと思いました。(笑)

なんでもかんでもデジタル化が正義!というわけではないけれど、日本語学校もそろそろ令和を迎えてほしいです…(+_+)そういうわけで、業界は若手人材を強烈に欲しております!!!笑

余談ですが20代ブランド最強だな、と最近実感してます。最近本気で時を止めたい。笑

4. 社会人5年目、挨拶にダメ出し。

皆さんの会社は、「出社のあいさつ」って何ですか?私の会社は何時に出社しても「おはようございます」でした。学生時代のアルバイト先もそうでした。

無意識であいさつしていたら、

「今はお昼です。ちゃんとしたあいさつをしてください。」

と怒られました。笑

日本語のお昼は「こんにちは」でしょう!と。まさか社会人5年目にもなって、あいさつを注意されるとは。。。まぁ、これも賛否両論あると思いますが。

相手が日本で働くために日本語を学んでいる人たちなら、私は「おはようございます」について教えておくべきだと思いますし。私のクラスの学生は既にアルバイト先で知っていて、「日本語は変です〜面白い〜!」と笑っていました。

学校によると思いますが、何時でも「おはようございます」の学校に、私はまだ出会ったことがないです。元OL的には、「おはようございます」って職場で超便利ワードなんだけどなぁ。。と思ったり。(笑)

すれ違って何て言うか迷うときの武器です。(笑)

5. 業界せますぎない?!

日本語教師の方と話すと、必ず出てくるフレーズ、

「え、〇〇さんって、あの〇〇さん?!知ってる〜!」

もし現役日本語教師の方が読んでくださっていた、激しくうなずいていただけるのではないかと。(笑)

とにかくせま~いネットワークの中で世界が回ってる。たった数年日本語教師をしている私でも、もう何回この会話をしたかわかりませんね・・・。私が日本語教師になる前に勤めていた会社は、社員だけで全国に1000人近くいる会社でしたが、社内でも会ったことのない人が大半でした。

取引先といっても、顔を合わせる人は決まっていますし、業界の広い狭いを実感する機会すら、ありませんでした。

しかし、日本語業界では「知り合いの知り合いは、また知り合い。」永遠にその輪がつながっていくような感じです。こりゃ下手なことできないーと。(笑)

でも、知り合いを作れば作るほど、学校の口コミや色んな情報が入ってきたり、私のようなひよっこには、頼れる先輩方と知り合えて嬉しい面も大きいです!

会社員と学校は違った・・・!

今回は、私がOLから日本語教師になってビックリしたことをお話ししました。

会社にいたときは四六時中、損益や〆切、数字の話が飛び交っていて、常に効率を求めて改善!報告!の日々でした。教育現場にも利益や効率が求められない訳ではありませんが、雰囲気はかなり違うなぁと感じました。

逆に「人」を主軸とする職場だけあって、「悪い所」よりも「いい所」を探す雰囲気があるなぁと、元OLの私は感じています。

業界によってこんなに違う者なんだなぁと、感じたお話でした!

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