海外で働きたい!と思っていても、このコロナ禍で踏ん切りがつかないという人、結構いますよね。
しかし、「どうしようかな~」と思っている間に、時間は過ぎてしまいます(>_<)!
コロナのせいで夢を諦めるなんてもったいない。
コロナ禍でも海外に飛び立った日本人はいっぱいいらっしゃいます。もちろんSenSeeMediaのライターの中にも!
皆さまは「中国で日本語教師の需要が急増中」というこのニュースは見ましたか?
中国での日本語教師、今なら好条件!
今中国での日本語教師はお給料が1.5倍!中国で働くメリット5つ
皆さま、「中国で日本語教師の需要が急増中! 日本人教師は取り合い状態」というニュースはもうご存知ですか?
国際交流基金の『海外の日本語教育の現状 2018年度日本語教育機関調査より』によると、中国は日本語教育機関も学習者数も上位。
「中国へ行ってみたいな~」「中国で働きたいな~」と思っているアナタ!今がチャンスかもしれませんよ☆
今回は中国で6年ほど働いたことがある私が、中国で日本語教師をするメリットを5つ、お伝えします。
①教える場所が多種多様で経験値が上がる
日本で日本語教師養成講座を修了してから働く場所って、主に日本語学校ですよね?
でも、中国なら日本語学校以外にも教える場所の選択肢が増えるんです。
- 日本語学校(または語学学校)
- 中学や普通高校、職業学校(専門学校)など
- 大学
- 企業
上記のように、中国は日本で働くより教える場所が多種多様です。もちろん、教師の学歴によって、教えられる場所は制限されるかもしれませんが…。
そして「中国で日本語教師の需要が急増中! 日本人教師は取り合い状態」のニュースのとおり、中国の大学入試センター試験(高考)で日本語が選択できるようになり、日本語を学ぶ高校生が増えているんです。
詳細は中島恵氏の「いま中国で「日本語学習者」が急増中、そのウラには「意外な理由」があった」の記事にも書かれているので、ご興味がある方はご覧ください(^.^)
クラス人数も、私の経験では日本語学校なら20人以下のクラス、大学なら30~40人、企業なら日本へ派遣される社員数名で編成されたクラス、が多かったです。もちろん個人レッスンもありました。
「私は20人までのクラスでしか教えたことがありません」という教師より、色々な場所、クラスで教えたことがある教師のほうが経験値が上がると思いませんか?
②学習者の目的も多種多様で教授能力が上がる
日本国内にいる学習者の目的って、
- 大学・大学院進学のため
- 就職のため
この2つがほとんどですよね?
一方中国では、進学や就職はもちろん、それ以外の目的で日本語を勉強する学習者がいます。
- 日本の大学や大学院進学のため
- 中国の大学センター試験(高考)のため
- 大学の専攻科目として
- 趣味
- 就職のため
ちなみに「中国で日本語教師の需要が急増中! 日本人教師は取り合い状態」のニュースには次の2点が書いてあります。
- 今、中国の大学センター試験(高考)のため勉強する人が増えている
- コロナ禍でも日本の大学や大学院進学のために日本語を勉強する人が減少していない
この2点、日本語教師にはありがたいですよね~。
私は中国に行くとき、受験生に満足してもらう授業だけでなく、学習者の目的にあった授業ができる教師になりたいと思っていました。
学習者の目的に合わせた授業ができると、教授能力もきっと上がりますよ♪
③帰国後も海外経験が活かせる
私は中国でも日本語で日本語を教えていました。
外国語で日本語を教えることに慣れていると、日本語で日本語を教えるときには戸惑うかもしれませんよね。
また、中国では日本と同じテキストが多く出版されていて、私は授業でも使っていましたので、帰国後に「使ったことがない教科書ばかりで大変だ!」なんて状況にはなりませんでした。
中国でした教材研究が活かせるのは利点だと思います。
④人との出会いが財産になる
一人で新しい土地に行くと、一から生活を始めるので、当然今まで出会えなった人と出会えます。
私は新しい出会いの中で次の4つのことが学べました。
- 他教育機関で働く日本語教師の方から、他の教育機関の情報を得ることができた
- 企業で働く日本人から、現地社員の様子を知ることができた
- 企業で働く方から、日本語を話す社員への要望を聞くことができた
- 企業で働く方から、企業の日本語教育を依頼された
このようなことって、簡単にできるようで、難しいと思うんです。毎日自宅と職場の往復だけをしていては、手に入らない情報です。
この学んだ4つのことは「仕事で日本語を使いたい」「日本人とうまくコミュニケーションが取れない」などという学習者に教えるときに、非常に役に立ちます。
⑤生活水準の高さ・医療技術の高さは安心につながる
中国の都市では中国在住の日本人のためのメディアが多々あります。
例えば、コレ↓
WheneverOnline 中国・上海・江蘇・北京・大連・天津・広東の生活情報が満載! (whenever-online.com)
日本人が中国で生活しやすいよう、多岐にわたる情報を無料で提供してくれています。情報を手に入れることで、かなりの不安が解決されるのではないでしょうか?
また、私は都市部にも大学の寮(郊外)にも住んだことがありますが、日本と中国の都市部の生活なら、生活水準に大差はないと思います。電気・ガス・水道は24時間使え、欲しいと思ったものは、何でも買えました。
生活水準や医療技術の高さは、安心に繋がりますからね。渡航前に現地の日本人向けメディアや、現地の日本人スタッフに聞いてみるのがおススメです。
まとめ
コロナ禍の不安で身動きが取れない状況、辛いですよね。
でも、コロナ禍を理由に夢を諦めるのはもったいないと思うんです。
中国にいる知人はコロナに気を付けながらも、普通に生活していますし、コロナ禍でも留学に行った知人もいます。コロナ禍でも夢を追いかけられます!!
SenSeeMediaには他にも中国関係の記事があります。
安達氏は中国での日本語教師に関する記事を書いてくれています。
また、この記事を読んで更に中国で働くことに興味を持った方は、私が過去に書いた記事でもイメージを膨らませてください!
皆さまが夢に一歩近づくことを願っています☆
コメント