★この記事のポイント★
こんにちは。SenSeeライターのきなこです🌻
新型コロナウイルスの流行を経て、在宅ワークやフリーランスに転向する方がグッと増えたのではないでしょうか。
今の働き方を変えたい、でも会社員という安定を捨ててまで飛び込めない・・・。
なかなか難しい決断だと思います。
でも、元会社員って武器なんですよ!!!
今回は、実際に元OLで日本語教師をしている私が現場で感じた、会社員から日本語教師へ転職するメリットをご紹介します✨
日本語教師に転職するメリット1:会社員にない時間の自由
パソコンさえあれば、いつでもどこでも働けます。
日本語教師としてフリーランスになると、相手が外国に住んでいることが多いでしょう。
学習者が住んでいる国と時差があることもあるので、働きたい時間も柔軟に選べます✨
ワーケーションも叶う🌻
実際に私の知り合いには、旅先で旅行記を書くお仕事と、オンラインレッスンを兼職している方もいます。
日本語教師に転職するメリット2:会社員キャリアが生かせる
転職って、不安てんこ盛りですよね。日本語についての知識は、日本語学科卒業の方やベテランには敵わない……なんて、
なぜなら、日本語を学ぶ方の多くは日本での進学や就職を目指している人達で日本社会について教えられるって、アピールポイントなんです。
教師社会は、どうしても独特な社会というか、一般企業とは少し違う空気があったりします。
例えば、私は人事部で採用の仕事をお仕事をしていたことがあります。
一般企業の求めるものや、企業側が求める面接の心構えがわかるのが強みです。
2-1. 有能認定! 会社員なら当たり前-〇〇意識
これは私が真っ先に驚いたことです。
「コスト削減!」って、会社員をしているとどんな業種でも日々言われるし、意識してますよね。
コストにはお金以外に時間も含まれると思いますが、これが本当にゆるい!
むだなコピー、サービス残業、電気代など・・・会社員辞めたての私は、怒られそう~!とヒヤヒヤしていた思い出です。
一つの授業に対し、何時間も準備時間をかけたり、50分授業に対して100枚近くのスライドがあるパワーポイントがあったり・・・。
それって学生の習得に対して意味があるのかな、と初心者なりに思いました。
「とにかく時間をかけて準備する=良い授業になる」という考えの方が未だに結構います・・・。
一般企業では、もう美学とされていないですよね。
株式会社か学校法人、どちらを母体とするかでも少し違うように感じました。どちらが働きやすいかは、自分次第だと思います。
2-2. 視点が180℃違う留学生へのアレ?!
就職を目指す学生がいる場合、会社員としてのキャリアは大いに役に立ちます。
日本語学校の先生方は合格させるテクニックを持っていらっしゃると思いますが、
特に同業であれば、少ない求人情報から、どんな状況でどんな人材を求めているのかを読み解けるはずです。
また、全く関係ない業種出身だったとしても、どんな人物が好まれるとか、どんな対応が望ましいとか、そういった一般的な印象だったり所作というのは、やはりある程度会社で働いた経験がないとわからないものです。
”会社員の感覚” を持つ人材こそ、今の留学生の目的やニーズに合っているかもしれません。
2-3. 今重視されるスキル-チームティーチング
私の体感として「ビジネス現場」と「教育現場」のワークスタイルは、大きく違います。
姿勢・受け答え・マナー面などで、それぞれの世界に常識があると感じました。
私が新入社員で入った会社はごく一般的な会社で、入社後に挨拶やマナー研修があり、現場実習を経て社会人のコミュニケーションを体得していきました。日本語学校には、こういう研修がなく、いきなり現場にどっぷり入ることも珍しくありません。
特に会社での上司⇔部下、内部⇔外部というわかりやすい関係とは違い、学校は色々な立場の方が働いています。常勤⇔非常勤、事務スタッフなど、それぞれに立場と権威があるので、連携を取れる能力が必要です。
非常勤講師同士は曜日ごとに担当が決まっていて、同じクラスを担当していても、全く顔を合わせないことも普通です。それでも、一つのチームとして働いてきます。
フリーランスでも、ソロ仕事ではない。なるべく多くの先生と知り合いになっておくことが大切です。
(実は、知り合って顔を売っておくと、後で仕事を紹介してくれたりします。日本語教師同士って「〇〇で非常勤探してるんだけど、良い人いない?」っていう連絡が結構来ます✨)
そして、日本語教師同士のコミュニケーションだけでなく、学生に教えるコミュニケーションも大切です。
体感として良い挨拶・ふるまいというのは、現場で肌で感じないと見につかないものです。
特に言葉遣いや人間関係のニュアンスは、業界によって印象が異なっていたりすることもあります。それは、日本語教師と会社員の両方を経験していなければ、わからないことです。
日本語教師に転職するメリット3:新しすぎる人脈
私もそうですが、日本語教師は転職デビューの方が多いです。
会社員時代は、同じ条件で新卒入社して勤めている人ばかりでした。社外の人間も、自分の仕事に関係のある人ばかり。
私が印象的だった人々は・・・・出版社の元部長さん、酒蔵のお兄さん、紙の再利用をして土産物を作る職人さんなど(゜o゜)
すごいのは、こういう人達と同僚として、対等な関係で話せるということ。ずっと会社員をしていたら、なかなかないですよね。人間として多角的な勉強になることが多く、楽しいです!
日本語教師への転職は収入が不安・・・。実態を紐解き!
就職先や雇用形態によりますが、最初から会社員並みの給料を得るのは、正直難しいと思います。
専門職なので、未経験だと少し給料が低くなる傾向があります。これは仕方ないかも💦
未経験で入った職場は「練習の場だ!」と割り切って、慣れたら転職してもいいと思います。
やはり専門職なので、経験や知識が優遇される。少し知識を得てからフリーランスに転向した方が、未経験より確実に高い時給を得られます。
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今回は未経験で会社員から日本語教師へ転職を考えている方へ、会社員経験を生かせるメリットをご紹介しました。
転職活動の際に、少しでも情報になればと思います🌻
こんなことが知りたい、現実は?というリクエストがあれば是非コメント欄で教えてください✨
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