例えば…
- 日本語がまーったく話せない学習者が、話せるようになるとき。
- 覚えた日本語で、自分のことを表現してくれるとき。
やりがいを感じる瞬間は多々。数え切れません。
学習者に感謝されたときも、“日本語教師をしてよかった~!”と思うときなんですが、学習者って、感謝を伝えると同時にプレゼントをくれることが多いんです。
日本語教師がやりがいを感じるとき~私が学習者からもらったプレゼント~
みなさんは先生にプレゼントを渡したことってありますか?学校や習い事の先生にどんなプレゼントを渡しましたか?
私、先生にプレゼントを渡したことって、あまり記憶にないんですよね…。季節のご挨拶?お土産くらいかな~(毎回ではない)
- コースが修了したとき
- 卒業式のとき
- 教師の誕生日
- 学習者の進学先が決まったとき、等々
日本ではあまりイベントがない教師の日や国際婦人デーなどにも頂きました。
ではご紹介します!私が学習者にもらったプレゼント☆
手作りのプレゼントが断トツ多い
日本では賛否両論ある手作りのプレゼントですが、どうやら学習者が一番に思い浮かぶ“素敵なプレゼント”は手作りの品のようです。
世界に2つ以上ある既製品よりも、手作りのほうがいいという学習者もいました。(あぁ、なんてロマンティック)
具体的に何を頂いたかというと…
- 母国の料理
- 指輪などのアクセサリー
- 異国情緒溢れる置き物
- キーホルダーなどの小物
などです。
また、指輪や置き物なども数分で作れるものじゃないと思うんです。(私は1日あっても作れない)
仕事や勉強などで忙しい時間を割いて作ってくれたことに感謝!
私、英語の先生に「お好み焼きって美味しいの?」って聞かれても、作って持って行きませんからね~(冷)
ぶっちゃけ、恋人からのプレゼントより、学習者からのプレゼントのほうがサプライズ感があって、ロマンティックでした(笑)
食事のお誘い
食事のお誘いも多いです。
国際婦人デーに女性の教師のみ誘われたのにはびっくりしました(笑)。同じクラスを担当していた男性教師は誘われず。
初級の学習者が食事に誘ってくれると、私は食事に行く前から「何を話せばいいんだ?!」と心配になります。
でも食事が始まれば、みんな積極的に日本語で話してくれるので盛り上がります。授業中に欲しいくらいの学習者の積極性(笑)
私は英語ができないのに英語の先生を食事に誘う勇気、私はありません~(汗)
手紙
日本人の皆さま、いつ手紙を書かれましたか?
学習者からのプレゼントには必ずと言っていいほど、手紙やカードが添えてあるんです。手紙ORカードのみのプレゼントも多いです。
日本語で書かれたものは読めるからいいのですが、学習者の母語で書かれたもの、しかも通訳担当の職員に見せるなと言われたものは、未だ内容わからず、私の机の引き出しにしまってあります。(永遠に読めない)
ところで、私たち日本語教師って、手紙を書く授業をおろそかにしがちじゃありませんか?特に初級クラスでは。学習者が手紙を書くチャンスって、あまりないですからね。
私なんかは留学中にお世話になった先生に手紙を書くのも億劫です(汗)
まとめ
プレゼントを選ぶ基準って、国によって違うんだと日本語教師になってから知りました。
私がプレゼントを選ぶときは、“相手に必要なもの”“相手の好み”を重視して選びます。みなさんもそうではありませか?
一方、学習者は“自分が一番いいと思う物”を選んでいるように思います。“日本人の友人にあげる誕生日プレゼント”をテーマに色々な国の学習者と話し合いなんかすると、日本人との感覚の違いに驚かされますよ (^^)
どんなプレゼントでも、選んでくれた(作ってくれた)時間も含めて嬉しいですね。
もらってびっくりしたプレゼントについては外国人ならではのセレクトに驚いた!学習者からプレゼントをもらった&誘われたらどうしよう?にも書きましたので、ご興味のある方はご覧ください☆
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