高校生必見!日本語専攻の学生に聞いた!気になる卒業後の進路

みなさんこんにちは。

大学生ライターのあおいです。

私は現在大学を休学し、インターンをして過ごしていますが、休学していなければ就職活動をしていたはずです。

そこで、他の日本語専攻の学生はどのような進路希望を持っているのか、気になったので聞いてみることにしました!

高校生のみなさんは、日本語専攻に入れば将来どのような選択肢を持つことができるのか、ということを考えながら読んでみてください。

ちなみに私は大学卒業後、企業に就職しようと考えています。企業に何年か勤め、まだ日本語教師になりたいという思いがあれば、海外で日本語を教えたいと思っています。

なぜすぐに日本語教師にならないの?と思われたあなた!

後ほど詳しく理由をご説明します。

それでは、日本語専攻の学生の進路希望を見ていきましょう。

目次

みんな日本語教師になるの?日本語専攻卒業後の進路は?

今回は日本語専攻の大学生12人にインタビューを行いました!

結果がこちらです。

企業就職6人
公務員2人
大学院進学2人
未定2人

残念ながら、今回インタビューした学生の中には卒業後すぐに日本語教師になる人はいませんでした。

実は、学年にもよりますが、卒業後に日本語教師になる人は決して多くはありません。

日本語専攻で学ベることは日本語教育に関することだけではありませんから、この結果はそれほど驚くことではないかもしれませんね。

ここで気になるのが、企業就職と答えた人がどんな仕事をしたいと考えているか、ということではないでしょうか。

以下で企業就職と答えた人の詳しい内訳を見てみましょう!

1:日本語教師になりたい!でもまずは企業に就職する

上記の結果の通り卒業後すぐに日本語教師になる人はいませんでした。しかし、まずは企業に就職して、それから将来日本語教師になろうと考えている人はいました。

「卒業後は、まず日本企業に就職したいです。日本語教師はある程度日本で働いてから、仕事を辞めて大学院卒業後になるつもりです。」

「日本語教師になりたいと思っていますが、まずは教育系の企業に勤めたいです。」

どうしてすぐに日本語教師にならないの?

ここで疑問に思うのが、どうしてすぐに日本語教師にならないのか、ということですよね。

大学で日本語教師になるための専門的な知識を身につけたのだから、すぐにでも日本語教師になればいいのでは?と思う方もいるかもしれません。

どうして一度企業に就職することを考えているのでしょうか。

「すぐに日本語教師になってしまったら、日本の企業や社会についてほとんど知らないままになってしまうと思ったからです。日本語学習者の中には日本の企業で働きたいと思っている人もいるため、日本の企業に就職して様々なことを学んだ方が、学習者に提供できるものの幅も広がると思いました。

「実際に日本で社会経験を積んでから日本語を教える側に回りたいです。日本で就活、就職することで、日本企業の課題を外国人労働者の面からどのようにアプローチすることができるかを考えられると思いました。

私も同じような思いで、まずは日本の企業で働こうと考えています。

大学の学部や大学院で専門的な知識、実践の経験を積むことももちろん大切ですが、日本の企業に勤めることで、また別の角度から学習者に接することができるかもしれませんね。

2:日本語教師は選択肢にない…。でも大学で学んだことを活かしたい!

もちろん、日本語専攻を卒業した誰もが日本語教師になるわけではありません。

しかし、日本語教師になることはなくても、大学で学んだことを活かした仕事をしたい!と思っている人は多くいます。

「サークルでやっていたことから興味をもち、福祉職につきたいと思っています。やさしい日本語や技能実習生への日本語教育など、大学で学んだことを生かせる部分もあると考えています。」

「日本語教師に限らないですが、言語教育や外国・移民の子どもたちのサポートに携わる仕事がしたいです。」

日本語専攻では様々なことを学びます。日本語や日本語教育だけでなく、異文化理解、外国語教育全般など、様々です。

日本語専攻で学んだことは、実に様々な職種で活かせると思います!

入学前と現在。卒業後の将来像に変化はあった?

私は入学前、卒業後は日本語教師になろうと考えていました。

しかし、大学で様々な経験をし、日本の企業で働いてから日本語教師になるのでもいいのではないか?と思うようになりました。

他の日本語専攻の学生も、日本語専攻で学んだことで卒業後の将来像に変化はあったのでしょうか。

以下では、「変化があった」と答えた日本語専攻の学生の将来像がどのように変わったのかご紹介したいと思います!

1:日本語専攻で学んだことで、将来像が変わった

これは私の個人的な意見ですが、大学に入る前はぼんやりとしか卒業後の進路について考えていなかったという大学生がほとんどだと思います。

しかし、日本語専攻で様々なことを学んだことで、自分が将来やりたい仕事、なりたい自分が明確になった人が日本語専攻には多くいると思います。

「一般企業に就職という意味では変わっていませんが、自分が日本語学を学んで感じたこと、日本語学習者と触れ合って感じたことを将来につなげてみたいと思うようになりました。」

「入学前は、大学卒業後は企業に就職するつもりでしたが、現在はもっと日本語について学びを深めるために大学院に進学したいと考えています。」

2:コロナの影響で進路変更…もう少し大学で学びたい

昨年の冬ごろから世界中の人々の生活・人生に影響を与えている新型コロナウイルス。

大学生の私達も、留学に行けないなど、少なからず影響を受けています。

私もインドに日本語を教えにいく予定でしたが、断念しました。

他の日本語専攻の学生は、どのような影響を受けたのでしょうか。

「もともとは学部のうちに留学に行って、他の地域の言語教育を勉強したいと思っていました。コロナ禍で渡航が叶わなかったので、もともとは予定していなかった大学院進学を決めました。」

「学部卒で就職するつもりでしたが、コロナの影響で学部の勉強ではまだ足りない、と感じています。もう少し学び続けたいと思うようになりました。」

大学の授業も、1年間以上オンライン授業が続いています。満足に勉強ができていないと感じる人も少なくないでしょう。

さらに自分の専門分野を深めるため、大学院進学を決める人は日本語専攻以外にもたくさんいると思います。

まとめ

今回は、日本語専攻の大学生にアンケートを行い、学生が将来像をどのように考えているのかを皆さんにご紹介しました。

日本語専攻に入ったからといって誰もが日本語教師になるわけではありません。

日本語専攻卒業後には、日本語教師になる、企業に就職する、公務員になる、大学院に進学する、などたくさんの選択肢を持つことができます。

しかし、日本語教師になるための専門的な知識を身につけるには、日本語専攻で学ぶことも重要な選択肢のうちの一つであることに変わりはありません。

日本語教師になりたいと考えている人も、そうでない人も、日本語専攻に入学して、学んでみませんか?

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