【20代で日本語教師】フィリピンで大ウケ!やる気を上げる盛り上げネタ5選

こんにちは。Senseeライターのきなこです^^

夢は日本一ハッピーな日本語教師!のわたしが今回お届けするのは、
「やる気を上げる盛り上げネタ5選」!

日本語教師にデビューしたての方、やってみたいなと思っている方、
誰でも、ざっくりでも、イメージがあるはず。

どんな授業をしたいと思いますか?

わたしの場合は、やっぱり日本語で話したくなる授業!

わたしがフィリピンで教えている所は、1日に7コマもあるので、
眠くなる気持ちも、疲れも、本当によくわかります。

わたしは、授業の主役学習者だと思っているので、
みんなが日本語で話したくなるような、活発な授業をしたいと思っています。

こういう話って、情報発信している方たくさんいると思いますが、
わたしは「初心者にもできる×フィリピンの事例」をご紹介したいと思います。

こういうのって、相手によって適したものは千差万別なので、
みなさんの引き出しの1つになれたらな〜と思います。

フィリピン人のように明るい学生のやる気を引き出したいとき、
活発なクラス作りをしたいとき、思い出してもらえたら嬉しいです!

ということで今回は、初心者にもすぐできる!やる気を上げる盛り上げネタをご紹介します。フィリピンの特徴についてもお話ししていきますね。

目次

1. 満点のご褒美で大絶叫!!

わたしがフィリピンで入ったクラスは、全員ゼロスタートのクラス。クラス分けテストで「言語適性が低い」と診断された人たちのクラスでした。

もちろん毎日の小テストの点数も悪く、
だんだんそれに慣れてしまっている雰囲気でした。

そこで、満点スタンプカードを導入!

満点1つでシールを1枚、コンプリートを目指そうね!という取り組みでした。
ちょっと子供向けかな?と思いながらスタートしたこの取り組み、

まさかの大当たり(笑)

毎日のテスト返却で、ドキドキソワソワする姿が本当に印象的でした。

他の先生が日本から大量にシールを持って来てくれていたので、
選ぶ楽しみがあったのが良かったと思います。

30代の大人たちが、ピカチュウを取り合って大絶叫(笑)

本気すぎてタガログ語で

ピカチュウは残しといてよ!!

ピカチュウは一つまでにしよう!

と叫んでいました。(たぶん。笑)

ドラえもんがあるぅぅぅううううう

と絶叫している大人もいました。

「こんなのでやる気出るのかな」とスカしてた自分に大反省です。

わたしはいつからこんな心の貧しい大人になったんだああ!

2. ハイタッチを忘れるとスネる?!

どんなスタイルの授業をするにも、
まず大切なのは「信頼関係」だと思っています。


どうすれば学習者とコミュニケーションを深めて、
信頼関係を築くことができるだろうか?

わたしは自分が留学生だった時のことを、よく参考にしています。

当時語彙テストで満点を取るとハイタッチしてくれる先生がいて、
ほめられたり、認められているような気持ちになったり、
ちゃんと把握してくれている気がして嬉しかったことを覚えています。

わたしもそれを実践するようにしていて、
小テストで満点だったり、前回よりも点数が上がったらハイタッチをすると決めてます。

返却の時に忘れないように、花丸ニッコリマークをつけたりもしています。

ある日、ちょっと時間に追われていた日でした。

いつもは元気いっぱいな学生が、授業中テンションが低く、
笑顔もなく、休み時間も静かでした。

体調が悪いのかと聞いても、「大丈夫です」の一点張り。
わたしがわかりやす〜くオロオロしていると、
隣の学生が「先生、忘れました。」とハイタッチの動作を。

そう、彼はハイタッチがなかったことにスネていたのです。

「すみません!」と10連発両手ハイタッチをお見舞いすると、
満面の笑みで、「忘れないでください、先生!」と笑ってくれました。

ベテランの先生方は当たり前にされていることだと思いますが
先生がほめる・認めることの威力を実感しました。

学生にとって、先生であるわたしは「一番認めてほしい人」なんだ
ということに気がつき、ハッとした瞬間でした。

3. 作品制作で芸術家連発!

フィリピンに来てめちゃくちゃ思うこと。
作品作りがスゴい!!

クリスマス休暇の宿題として、絵日記を1ページ書いて来るという課題が出たら、
みなさんならどんな感じに仕上げますか?

こんな感じ?

フィリピン人の絵日記は、まさに「型破り」

寄せ書きとか、アルバムばりの気合いで制作してきます。
ちなみに、日本の一般的な絵日記のサンプルは見せた上で、です。

フォーマットなんて誰一人従わない。(笑)

ピンクやら青やら自由な紙に、自由なスタイルでキラッキラにデコレーション。
クリスマスシーズンだったのもあり、綿とかリボンとか、3D作品も。(笑)

恐ろしく芸術的な作品に仕上がります。
壊しそうで、触るのが怖い(笑)

一体何時間かかったの…?級な作品が連発します。
ホドホドでいいから勉強して……という先生の本音必死では飲み込みました。笑

4. 誰もが俳優!!演技派はお国柄?

フィリピン人といえば、とにかく陽気なイメージでした。

実際に来てみたら、まさにその通りでした。(笑)

授業でロールプレイをすれば、小道具を用意して店員とお客さんになりきる。
医者と患者をすれば、床を転げ回って激痛に苦しむ患者を演じる。

デートの設定にしようものなら、絶叫級の盛り上がり(笑)

「朝からそのテンションで、夕方まで持つの?」と毎日思います。(笑)

盛り上がりすぎて使うべきフレーズを忘れたり、
タガログ語を使ったりし始めるので、時々制することも大切です。


こちらが盛り上げなくても、勝手に盛り上がってくれます。

フィリピン人にもシャイな人や大人しい人はいますが、
こういう発表になると化けることが多いです。笑

ロールプレイングをすれば、大盛り上がり。
気がつくとキャストが増えていたり、勝手にナレーターがいたり。(笑)

一生懸命助け合ったり、相手を認め合う姿がとても印象的で、
本当にあったかい国だなぁと幸せになります。

毎日、ものすごい量のパワーをもらっています^^

5. 一番の盛り上がりは、やっぱり〇〇!

どんな授業をしても、やっぱり一番盛り上がるのは「先生のリアクション」
そのためには普段から信頼関係を築いておくことが大切だと思っています。

外国語が上達するために、
「おもしろいことを言いたい」とか、「先生に笑ってしほしい」って

すごく大きな上達のきっかけだと思うんです。
やっぱり、一番認められて嬉しいのは先生だから。

だからわたしは思います。

「先生はリアクション芸人であれ!」

学生の声を聞き逃さない!
ひよっこ同志の方は共感していただけると思いますが、意外とこれが難しい。

自分も必死だから……

わたしが日本語教師になりたての頃、ベテラン先生に

声の大きい人に引っ張られずに、ボソボソ言っている人の声も聞こえるようになりなさい。

と指導して頂いたことがあります。

これが難しいんですよね…。まだまだ修行中です(+_+)

いかがでしたか?

今回は「初心者にもできる×フィリピンの事例」をテーマに
やる気を上げるネタ5つをご紹介しました。

何よりも、まず大切なのは信頼関係を構築することだと思っています。

日々の小さな約束を絶対に守るとか、小さな変化に気が付くとか、
そういう小さなことの積み重ねが信頼を作っていくんだと思います。

信頼関係があってこそ、効果が何倍にもなるはずです!
わたしもまだまだ修行中です。みなさんと一緒に成長していけたらなと思います^^

それではまた次回お会いしましょう!

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