仕事を効率化して残業ゼロの日本語教師へ!残業しない私がしている5つのこと

  • 定時を過ぎても仕事している人、いませんか?
  • 残業してしまうのを、仕事が多いからという理由にしていませんか?

初めての授業で、授業準備に時間がかかってしまうのは仕方がありません。授業準備には時間がかかるものです。

でも!!担当したことがある授業の準備時間を速めること・事務仕事を速く済ませることはできるんです。

実際、私は業務はササッと終わらせ、いつも定時に帰宅していました。もちろん、締め切りにも遅れたことはありません。

今回はそんな私の仕事を効率化する方法5つを載せました!

いくら仕事が好きでも、プライベートの時間の確保は大切ですよね。
この5つの方法を実践して、仕事スピードを速めましょう。
そして、プライベートの時間の確保をしましょう!

目次

日本語教師の仕事を効率化する5つの方法!これでアナタも残業ゼロへ

仕事をテキパキ終わらせる方法ってたくさんあると思いますが、今回は“明日からでも始められる5つの方法”をご紹介します。

是非実践してください!

①教案は教科書別・単元別にまとめる

私が授業準備を軽減させるためにしていること3つ。

  1. 担当した授業の教案は教科書別・単元ごとに保存する
    • きちんと整理して保存しておくことが大切。
      データ(教案)を探す時間を短縮することが重要です。
  2. 授業で使用する資料や小道具などは教科書別・単元ごとにまとめておく
    • 資料や小道具を探す時間をゼロにするのです。
      単元ごとにまとめて保存することで、探す時間が省けます。
      配布資料のコピー原本もプリントアウトして保存しておけば、コピーの時間が短くなりますよ。
  3. 授業での改善点や反省点、学習者からの質問などは授業後に教案に書き込む
    1. 授業の記憶が鮮明なうちに、改善点や反省点などを教案に書き込むのです。
      「要らない」と思った部分を消してしまうと、次の授業で必要になるかもしれません。
      だから書き込むのがポイントです。

この3つができていれば、授業準備にかかる時間が圧倒的に減ります。

なぜなら担当する授業が決まり、該当単元のデータ(教案)を開けば、おおよその授業計画が出てきますからね。過去の教案を参考に、今担当している学習者向けに授業案を考えればいいのです。ゼロから教案を考えるより、断然楽!

未経験の教科書でも心配無用!各レベルで学習する語彙や文法ってだいたい決まっています。

同じレベルであれば、未経験の教科書であっても、語彙や文法は教えたことがあるかもしれませんよ。過去の教案を参考に、新しい授業を考えてみてください。

「急に代講が決まって大変!」なんてときも、データ(教案)をプリントアウトし、該当単元の資料や小道具が入ったボックスを持って行けば、何とか授業できます

たまに「教案は手書きじゃないと頭に入らない」と言う方がいらっしゃいますが(昔は私もそうでした)、データ保存がダントツ便利です。修正もすぐできますしね。

導入や練習問題は「今回の授業では不要だったな~」と思っても、消さずに残しておくのがおススメです。なぜなら、今回の授業では不要であっても、次回の授業では必要になるかもしれませんからね。

②おしゃべりを減らす

「あなたはおしゃべりしてるでしょー?おしゃべりを減らしなさい~!」と言っているわけではありません。でも今一度、これを見て自分の行動を振り返って欲しいのです。

日本語教師がおしゃべりになってしまう理由

理由1

一般的に女性は男性よりもおしゃべりです。そして日本語教師は圧倒的に女性が多い。

⇒その理由は「話を聞かない男、地図が読めない女」を読んで頂ければ、一目瞭然!

理由2

授業中は楽しいことがいっぱいあるので、楽しかったことを共有したい教師が多い。

⇒授業内容が漫画になるくらいおもしろいですからね。みなさんは「日本人の知らない日本語」を読まれましたか?

理由3

学習者とのコミュニケーションが大好きな教師が多いので、授業後に学習者と話し込むことがある。

⇒そりゃそうですよね。学習者とのコミュニケーションが嫌いな教師はいません。教師はみんな異文化交流大好きでしょ?

でも、考えてみてください。

そのおしゃべり、必要ですか?おしゃべりをしないと、仕事に差し支えますか?

学習者とLINEなどの個人的な連絡先を交換して、チャットに時間を取られることだってあります。減らせるおしゃべり・話さなくても仕事に影響が出ないおしゃべり、あるはずです。

授業後の学習者とのコミュニケーションの有無は教師の評価に繋がりません。

しかし、こんなことを書くと、私が超冷たい人間のように思われます(汗)私語するなー!静かな環境で働け―!と言っているわけではないんです!!

私は母に「あんたが帰ってきたら家がうるさくなる」と言われるくらいおしゃべりだし、同僚とプライベートな話までして、親しくさせてもらっていたのはありがたかったです。

でもね、下記のようなことありませんか?(全部私が経験したことです)

  • 学習者がアルバイトの時間まで暇だから…と教師とおしゃべり
    • (教師はいつでも学習者の相手ができるわけではない)
  • 生活面で困ったことがあったから、拙い日本語で教師に訴える
    • (生活面のトラブル解決は教師の仕事ではないはず)
  • わからない言葉があったから、LINEで教師に質問
    • (LINEはオンタイムで教師に質問するためのものではない)

これらのおしゃべりは無くても仕事に影響ありませんよ。

③移動時間は考える時間

仕事中って、移動する時間がありますよね?教室と職員室以外の行き来以外にも、物品を取りに行ったり、誰かを探しに行ったりの時間。

この移動時間に考え事をすれば、デスクに向かって考える時間を減らすことができます

また「次は何の仕事をしなければならないのか?」と仕事リストを頭で復習しながら移動すると、デスクに向かったとき、すぐにその仕事に取りかかれます。

このちょっとした時間の積み重ねが仕事スピードに繋がります。

少し長めの移動、例えば通勤の電車の中でなら、

  • 教案作成&確認
  • メールチェック&返信

もできちゃいます。

もちろん、通勤途中に仕事をしてもいいと思う人だけですけどね。

ちょっとオバサン発言で恥ずかしいですが、私は忙しいとき、デスクに向かって仕事をしたいときはコーヒー&緑茶は飲みません。だって、お手洗いへ行く回数が増えるんですもの。お手洗いへの移動時間がもったいない。

④仕事の種類別に必要な時間を把握

日本語教師の仕事って、授業前の資料や教室準備、授業後の出欠席入力や引き継ぎ連絡、進路指導に学生面談…いろいろな仕事があります。

あなたは各仕事にどれだけの時間を必要とするか、把握していますか?

各仕事に必要な時間(最短でできる時間)を把握していないと、「あ、お茶でも飲みながら採点しようかな~」などとゆっくり仕事をしてしまう可能性があります。

それぞれの仕事時間を把握していれば、「今10分の空き時間があるから、〇〇の仕事をしよう!」と少しの時間にでも、仕事をこなすことができます。

コレ、授業中にも使えます。「3分時間が余ってしまった~。どうしよう」ってときでも、3分でできるタスクを把握していればいいんです。

だから私は仕事中に腕時計は必須。しかもチラッと見ただけで秒数までわかるヤツ!

⑤仕事は6割できたら相手に確認

仕事って、同僚から指示を受けて行うものがあります。

初めて引き受ける仕事は「これでいいのかな~」と不安なときがあります。
そんなときは、6割ほどできたら相手に正しいかどうか確認してください。

なぜ途中で確認するのか?

  1. 理由1
    自分では「できた」と思って提出しても、相手が望むものでなかったら、再度作り直さなければならない。
  2. 理由2
    締め切りギリギリで間違いに気づいた場合、作り直していると予定通りに進まないことがある。

だから6割ほどできた段階で、自分が行っている仕事が相手が満足するものなのかを確かめるのです。

もちろん「相手に確認」するので、相手の時間を使っています。相手の仕事時間を奪わないような配慮が必要です。私が実際に気をつけているのは、次のようなことです。

  1. 「今見てください」と相手の作業を止めてしまうことがないようにする
    1. (私はメールで空いた時間に見て欲しいと依頼することが多いです)
  2. 相手が確認しやすいよう、確認して欲しいポイントを明確にする
  3. 相手から大きな訂正を受けても、時間に追われることがないよう、時間に余裕を持って確認する

まとめ

今回私がご紹介した仕事効率化方法は5つ!

  1. 教案は教科書別・単元別にまとめ、探す時間を省く
  2. 仕事内容に影響しないおしゃべりを減らす
  3. 移動時間を考える時間にして、デスクに向かったらすぐ作業に取りかかれるようにする
  4. 仕事の種類別に必要な時間を把握し、時間内に仕事を終わらせる努力をする
  5. 仕事は6割できたら相手に確認し、無駄な作業時間を作らない

この5つです。実践しやすい内容なので、是非チャレンジしてみてください。

ただし、仕事を効率化しても「私、急いで仕事をしてますんで!」という雰囲気は出さないことが大切。

私、同僚に「テキパキしすぎてて、話しかけにくいよ~」と言われたことがあるんですよね(汗)やはり、教師として、人として、話しかけやすい雰囲気を保つことも忘れないでくださいね。

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