私、25歳でOL辞めて日本語教師になりました。

はじめまして。現在日本語教師3年目のきなこです!

フルネームの略で、きなこと呼ばれています!みなさんにも気軽に呼んでいただけたら嬉しいです(^_^)♪

旅行とおいしいものとお絵描きが好きです。今年の5月までフィリピンで、看護師・介護福祉士として来日予定のフィリピン人に日本語を教えていました。現在はコロナの影響で帰国し、フィリピンに戻る日を待っています。(このお仕事、なかなか意外だと思うので、また別の回でお話しますね!)

さて本題です!

「日本語教師になる」って、ぶっちゃけ不安じゃないですか?お金とか、人間関係とか。笑

ここでは若者特権で、本音トークしていきたいと思います!私は正直、お金に苦しい思いもした。だから、それを隠したり、美化したりして、皆さんにこの仕事を勧めるつもりはありません。

リアルに、ありのままをお話していこうと思います。その上で、この仕事に魅力を感じてもらえるか、人生変えてみたいと思ってもらえるかは、あくまでも、みなさん次第です。

ここをきっかけに、みなさんとお近づきになれたら嬉しいです!

目次

安定したOL生活が一転、貯金がゼロに。

そもそも日本語教師になったワケ。

私は新卒で3年半、業界では大手の一般企業に勤めていました。人並みのキャリアも、歩ませてもらっていました。毎月美容院へ行って、時々マッサージにも行って、シーズンごとに新しい服を買って、普通の会社員生活を送っていました。

でも、どこか満たされない気持ちで働いていました。日本の会社の年功序列や前例、挑戦しない姿勢、時代の変化に乗り遅れるなど、少し嫌気が指していたんだと思います。(もちろん会社の歴史やカラーによると思いますが!)

私は高校生のときから、漠然と外国と関わる仕事をしてみたいと思っていました。何となく、そこにワクワクがあるような気がしたから。日本語教師という職にも、元々興味を持っていました。でも、それは結婚して主婦になって、将来パートでできればいいかな、くらいに思っていました。

私にとって、海外で働くとか、日本語教師になるというのはすごく大きな挑戦で、大手の一般企業の内定を蹴ってまで、踏み出す勇気は出せなかったんです。

それに日本語業界はブラックだとか、生活が苦しいとか、授業の準備が大変そうだとか、不安要素が多すぎて、1回きりの新卒ブランドを使ってまで、飛び込む勇気は出せなかったんです。

ですが社会人3年目、そろそろ別のことがしたいなぁと思いながらも、日本語教師の養成講座はお金がかかるし、どうしようかなぁ…と

ただ過ぎていく日常を過ごしていたとき、「日本語教師の国家資格化」の記事を目にしました。

これはチャンス!と思った私は、キリのいいタイミングで会社を辞め、養成講座に入学することになりました。国家資格になれば、ハードルが上がるかもしれない。それに年を重ねてから、受験勉強する体力なんて、私には無いと思ったのもあります・・・(-_-)笑

こうして、私の日本語教師としての人生がスタートしました。

正直、予想はしてたけど・・・

シンプルに、お金がなくなりました。(笑)

会社員の安定した収入がなくなり、私は、めでたくニートになりました!!これから払わなければいけない税金、生活費、養成講座の費用、予想はしていたけれど、予想をはるかに上回るスピードで貯金が減っていき、貯金は2650円を記録しました!!(わーい)

いや、もはや貯金じゃなくて残高ですね。笑

何年たっても、2650円だけは忘れられないと思います。今でも2650円の買い物はしたくありません。笑

それでも今、私は自分の人生ハッピーだと感じています。ほんの少しも、後悔はありません。当時は何回溜息をついたかわかりませんが、「20代の失敗は買ってでもしろ!」ということばの通り、いい人生経験をしたと思っていますし、この経験が自分を「しっかり」させたと感じています。

どう「しっかり」したかは、また次回お話しますね!そういうわけで、私の人生は動き始めたのか狂い始めたのか、わからない状況になりました。笑

結果、人生が変わった。

あまりうまく言えないけど「人生が変わった」と、本気でそう思っています。こういう話って、なんだかうさんくさい気がしますが・・・(笑)

でも正直、それが「日本語教師が天職だったから」と断言はできません。ごめんなさい。まだ3年目なので。(笑)

ただ、新しい世界に踏み出したことで、自分の価値観や、考え方が変わったことを実感しています。

あの時会社を辞めて、養成講座に行く決断をしていなかったら、今の私は何をしているんだろう。ハッピーに生きてるかな?と、時々思います。実際にどんなことが変わったのかは、次回詳しくお話しますね!

私はこの場所を通じて、特に若手のみなさんに2つのことを伝えたいと思っています。

日本語教師のリアル」について

1つ目は、「日本語教師のリアル」。20代日本語教師が、実際にどんな生活をしているのか、どんな成長があって、どんな不安や困難と向き合わなければならないのか、貯金はあるのか?まで、語りたいと思っています。笑

キレイゴトなし。

「生き方の選択」

2つ目は、「生き方の選択」について。私たち世代の受けてきた学校教育って、まだそこまで「個性」を重んじてはいなかったと思うんです。だから、みんなと足並みを合わせることが正しいって思うし、冒険が怖い、つい安定を求めて現状を変えられない。

そんな人って、多いと思うんです。私もそうです。

でも、人生100年時代なんですよ。退職金や年金で生活していけるのかもわからない。自分で選んで、自分の力で生きていく時代が来たんです。

日本人の個性も、もう一種類じゃ括れない時代なんです。

20代の失敗なんて、人生においては大したことないし、しなきゃ損だと思うようになったんです。私は同世代の皆さんに、共感していただいたり、こんな生き方もあるという例をお見せできたり、こんなフラフラ生きてる人もいるんだな、恥を覚悟で語ります!笑

と笑いながら、参考にしていただけたら嬉しいです。(笑)そのために、隠すことなく何でもリアルに語ります!ここまで読んでくださっている時点で、みなさんは現状に疑問を持っていたり、「人生何かを変えたい」と感じているんだと思います。

そして、こうして検索したりしてこの記事を探し当てた時点で、変わろうとする力がある方々なんだと思います。私は自分を変えたい」と思う気持ちは、大切にしたいんです。

「生き方を変えた」1人の20代女性の生き様を、自分のライフスタイルについて色々考える世代の皆さんに、どんどん発信していきます。

どうぞよろしくお願いします!

次回は「日本語教師になって変わったこと」について、具体的にお話していきます!また次回お会いしましょう!

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コメント

コメント一覧 (2件)

  • 私も第2の人生は日本語教師として働きたく今勉強中なのですが、海外で働くには420時間の講座を受けて試験を受けて受かっても学士がなきゃ働くのは難しいとのこと やはりそうなのでしょうか? 私も加奈子さんよように介護福祉士になろうと頑張っている方に日本語を教えたいのです、これから勉強をして資格をと思っていますが、日本語教育能力検定だけでは難しいですか?

    • あみ様、こんにちは。
      記事をご覧いただき、ありがとうございます。

      私は経験が限られるため、SenSeeの他のライターにも聞いてみました。
      一番はビザの都合上、学士が求められる所が多いとのことでした。
      ただし、国によっては就労可のビザを持っていればOKという学校もあるので
      可能性はゼロではないと思います!(配偶者・ワーホリビザなど色々)

      実際に私はフィリピンで、420時間修了または検定合格だけで未経験OKという求人も見かけたことがあります。
      また、学校の形態によっても条件が少し違うことがあります。
      (日本語学校か、実習生の送り出し機関かなど)
      教師ネットワークが強い業界なので、ビザさえクリアできれば、
      多少の条件は免除で、紹介で入れたりすることもあるようです。

      私自身、介護福祉士候補者に教えることは、大変やりがいを感じています。
      彼らから日々、本当に数えきれない程の刺激をもらっています。^^*
      ぜひあみ様の素敵な夢が叶うよう、私も成功をお祈りしております!!

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