オンライン学習プラットフォーム 「Preply」で働くって、どうなの?

みなさん、こんにちは。ライターの荒木です。

突然ですが、「オンライン学習プラットフォーム」って、知っていますか?インターネットを使って、自宅にいながら、語学などを学習できるシステムです。有名なものを挙げると、「italki」や「cafe talk」などでしょうか?

このようなシステムを使う学習スタイルは、コロナ禍で一気に需要が高まったような気がします。そこで今回は、わたしが講師登録している学習プラットフォーム「Preply」について、お伝えします。

目次

学習プラットフォーム「Preply」って、何?

「Preply」について

Preply」は、2012年にウクライナで設立されました。2020年現在、本部はアメリカにあります。語学学習がメインですが、語学以外(数学や化学、プログラミングなど)も学習できます。学習者は年々増えており、今や世界各国の10万人以上に使われています。

日本語教師の資格は必要?

「Preply」に登録する上で、資格は必要ありません。「Preply」の講師には、現役大学生の方も多数いらっしゃいます。もちろん、日本語教師の勉強を始めたばかりの方でも、気軽に登録できます。まずは、軽い気持ちで登録だけしてみるのも、オススメです。

登録までの流れ・登録までにかかった時間

ここまでのお話で興味を持ってくださった方に、講師登録までの流れをお伝えします。

STEP
プロフィールや自己紹介文の作成、写真や自己紹介動画のアップロードをし、申請
STEP
「Preply」からの承認を待つ(「Preply」によると、約1週間程度)
STEP
承認が出れば、講師として勤務スタート

流れとしては、比較的簡単だと思います。わたしも「講師として、すぐに働けるだろう」と、軽い気持ちで始めました。しかし、思いのほか時間がかかり、大変でした。ここからは、実際にどのくらいの時間がかかったのか、私の場合をお伝えします。

  1. プロフィールや自己紹介文の作成、写真や自己紹介動画のアップロードをし、申請
    ※7/24に作成し、送信
    ※7/29に講師登録の審査が遅れているという、お詫びのメールが届く
  2. 「Preply」からの承認を待つ(「Preply」によると、約1週間程度)
    ※8/6に審査を終えたとメールが届くも、プロフィールの再提出を求められる(私の場合は、写真の再撮影でした)
    ※写真を再撮影し、送信する(メールの中に、2,3営業日でチェックすると記載あり)
  3. 承認が出れば、講師として勤務スタート
    ※8/21に返信があり、ようやくプロフィールが公開される

私の場合、①〜③の工程を終えるまでに、大体1ヶ月程度かかりました。「Preply」の講師登録チームは、一人ひとりのプロフィールを手動でチェックしています。オンライン講師の需要が高まった4月以降は、特に時間がかかっているようです。そのため、登録してすぐに働きたいという方には、向いていないかもしれません。

「Preply」で数ヶ月働いてみた感想

ここまでは「Preply」って、何?についてお話ししました。ここからはいよいよ、実際に働いてみた感想です。

どんな学習者がいるの?

「Preply」には、いろいろな国の学習者がいます。現在、わたしが教えている学習者は、アメリカ・香港・イギリス・マレーシア出身です。

「Preply」のウェブページが英語メインということもあり、英語がわかる学習者が多いようです。(ウェブページのQ&Aやスマートフォン用のアプリなどは、日本語に対応しておらず、英語で書かれています。)

もちろん、フランスやロシア・中国などの学習者もいるので、日本語を教えながら、学習者の言語に触れることもできます。いろいろな国の学習者と話したいという方に、「Preply」はオススメです。

数ヶ月働いてみて感じた、メリットやデメリット

次に、わたしが感じた、メリットとデメリットをお伝えします。

メリット

講師登録に厳しい審査がないので、誰でも簡単に始められる。

  1. 講師登録に厳しい審査がないので、誰でも簡単に始められる。
    →資格等は必要ないため、プロフィール作成などの条件を満たせば、誰でも始められる。
  2. 自分から学習者にアプローチすることができる。
    →「Preply」には、「生徒を探す」というフォームがある。そこで学習者へ向けてメッセージを送り、自分を直接売り込むことができる。
  3. 学習者とのやりとりは、全て「Preply」上でできる。
    →「Preply」には、「Preply space」というツールがある。学習者とのメッセージのやりとりはもちろん、レッスンの実施やレッスン内容を記入など、このツール1つで完結。

デメリット

  1. 他の講師の方が多く、目立ちにくい。
    →現在、日本語を教えている講師は500人以上。学習者は、その500人以上の中から講師を選ぶため、講師に十分なアピールポイントがないと埋もれてしまう。
  2. 初回のトライアルレッスン(1時間)の料金は、全て「Preply」のものに。
    →初回のトライアルレッスンで、講師が収入を得ることはできない。つまり、同学習者が2回目以降のレッスンを希望・継続購入しない限り、講師は収入を得られない。
  3. レッスン開始の4時間前まで変更可能。
    →トライアルレッスンを経て、2回目以降の継続レッスンが決まった学習者(注:区別のため、「生徒」と呼ぶ)のみ、講師のスケジュールさえ空いていれば、レッスン開始の4時間前まで変更可能。場合によっては、講師は準備不足のまま、レッスンをする可能性も。

どんな学習者に教えているの?生徒獲得までの過程は?

現在、わたしが教えているのは、アメリカの方が1名、香港の方が2名、イギリスの方が2名、マレーシアの方が1名の合計6名です。年齢は10歳以下の子どもが3名、大人の方が3名です。

学習者の事情は様々で、趣味として日本語を勉強したい、JLPTに合格したいなど、多岐に渡ります。やはり学習者によってニーズが違うので、分析は必須です。初回のトライアルレッスンやメッセージでのやりとりなどで、相手のニーズをしっかり見極めなければなりません。ここで見極めることができれば、学習者を自分の生徒にすることができます。

でも、そもそもどうやって生徒を獲得するの?って思いますよね。以下で、わたしが実体験した流れを紹介します。

学習者とのトライアルレッスンが決まったら、学習の目的などをメッセージします。わたしは、

  1. 学習の目的
  2. 日本語の理解度
  3. 日本語の学習歴などを質問しています。
  1. 質問事項は、英語などで作成し、予めテンプレート化しておくと便利です。

トライアルレッスン当日は、学習者のことを多く知れるチャンスなので、レッスンについてはもちろん、それ以外のこともたくさん質問してください。※わたしは、趣味や休みの日にすること、好きな食べ物や映画、部屋に日本のものがあるか?などを質問しています。

ちなみに、トライアルレッスンでは、「簡単な自己紹介」「自分の名前を書く」(ゼロ初級の方向け)をしています。それ以上のレベルの方は、フリートークをしてレベルチェックをしています。

このトライアルレッスンで、学習者に楽しいと感じてもらえるレッスンが提供できれば、学習者を生徒にすることができます。では、どうしたら学習者に楽しいと感じてもらえると思いますか?

答えは、簡単です。講師自身の引き出しを多くしてください。

わたしは、オンライン講師の仕事を始めてから、マンガやアニメを積極的に見るようにしました。アニメやマンガ好きな学習者は、想像以上に多いです。様々な知識を蓄わえることで、学習者との会話が弾み、次回以降のレッスンにも繋げやすくなります。と、ここまで書きましたが、講師が多い「Preply」で、学習者に見つけてもらうためには、金額で訴求するのが最も効果的です。

ここからは、レッスン料金をいくらに設定したのか?をお伝えします。

レッスン料金ってどのくらい?

「Preply」では、自分でレッスン料金を決めることができます。日本語講師の最低レッスン料金は、7$〜です。平均はおそらく12$くらいだと思います。

オンライン講師として「Preply」で働くためには、まずは学習者に見つけてもらわなければなりません。「Preply」に登録した当初、わたしはレッスン料金を8$に設定しました。

8$に設定して1週間くらい経ったとき、最初のトライアルレッスンの予約が入りました。安さもあってか、そこからは立て続けに予約が入りました。予約が入ったら、前述のようなトライアルレッスンを行い、生徒を獲得していきました。

学習者に見つけてもらうためにも、最初のみ低めのレッスン料金に設定することをオススメします。レッスン料金は簡単に変更ができるので、心配はいりません。

また、生徒にいいレッスンが提供できれば、生徒からレッスン料アップを提案してくれることもあります。(ありがたいことに、わたしはこのケースがありました。)しかし、レッスン料金が低い分、まとまったお金を得るためには、ある程度のレッスン数をこなさなければなりません。「Preply」は、レッスン数をこなせばこなすほど、手数料が下がります。

レッスン数を稼ぐために、最初のみレッスン料金を安くしてみるのも1つの方法です。
※ちなみに、レッスン1回目〜20回目までの手数料は、33%です。(例えば、10$でレッスンを行ったとしても、実質手元に入るお金は6.7$です。)この手数料が高いか・安いかは、また別の機会にお話しできればと思っています。

いかがでしたか?わたしは「Preply」を始めてみて、いい経験になったと思っています。なぜなら、英語圏の学習者が多く、尚且つゼロ初級の学習者が多いからです。経験を積むという意味でも、とても勉強になっています。ただ、わたしが現在メインで使っているのは、別のオンライン学習フォームです。これも別の機会に紹介できればと考えています。

オンライン講師に興味がある皆さん、「Preply」に登録してみませんか?皆さんと「Preply」の講師として一緒に働ける日を、楽しみにしています。

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コメント

コメント一覧 (4件)

  • はじめまして。コメント失礼致します。

    生徒が初回のレッスンを承認しました。というメールが届くのですが、
    逆に承認しない生徒さんもいるでしょうか??(><)

    • 山田様、こんにちは。

      この度はお問い合わせいただき、ありがとうございます。
      早速ですが、お問い合わせの件、回答いたします。

      承認についてですが、わたしの周りではそのような事例がなく、正確な返答が難しいです。。お役に立てず、申し訳ありません。

      そこで、より詳細な情報をお求めの際は、直接Preplyにご連絡いただければと思います。
      また何かございましたら、お気軽にコメントくださいませ。
      どうぞよろしくお願いいたします。

  • Pleplyで日本語を教えてみようと思って登録して承認をいただきました。その際に、「ガイダンス」のようなコースカリキュラムを受け取りました。説明文は日本語に翻訳できるものもあるのですが、動画はすべて英語で、なんとなくは理解できるのですが、不安もいっぱいです。その中に「ライブウェビナーに登録」などという箇所もあったのですが、これは必須なの?かがわかりません。全部英語のセミナーだとしたら、参加しても理解できないし。
    仕事を始めるうえで、この「ガイダンス」的なものはきちんと理解していないと実際のオンライン授業で困ることが起きてしまうのか、確認したいと思って、コメントさせていただきました。
    pleplyで教えるのには英語はかなりのレベルが必要なのでしょうか。

    • 石川様、こんにちは。

      この度はお問い合わせいただき、ありがとうございます。
      早速ですが、以下に回答いたします。

      1.ライブウェビナーへの登録ですが、必須ではないと思います。私も登録はしていませんが、Preplyで働くことができています。ただし、これは正確な情報ではないので、ご不安な場合は直接Preplyにお問い合わせください。

      2. 英語力についてですが、簡単な英語がわかれば大丈夫だと思います。今は便利な翻訳ツールもたくさんあるので、ぜひそちらをお使いください。

      これからは同じPreplyの教師として、よろしくお願いいたします。

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